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2014年の中国対外直接投資額14.2%増

商務部国際貿易淡判副代表の張向晨氏は、昨年の中国の対外直接投資が前年比14.2%伸び、過去最高の1231億2000万ドルに達したと公表した。9月17日、新華網が伝えた。

張向晨氏は「中国の対外投資ストック規模は拡大を続け、初めて世界トップ10に入った」と紹介。昨年末時点で中国の対外直接投資ストックは前年末比2221億6000万ドル増加し8826億4000万ドルになった。世界全体に占める比率は2002年の0.4%から3.4%に上昇し、世界での順位も8位となった。

「2014年度中国対外直接投資統計公報」に基づき対外直接投資量を産業別に分けると、一次産業が1.3%、二次産業が25.3%、三次産業が73.4%、ストックでみると一次産業が1%、二次産業が24%、三次産業が75%だった。投資ストック規模が1000億ドルを超える業界はリース・ビジネスサービス業、金融業、採鉱業、卸売り・小売業の4業界だった。この4業界の合計投資ストックは6867億5000万ドルで、全体の77.8%を占めている。