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中国、1~8月の対外直接投資18.2%増

中国商務部の沈丹陽報道官は定例記者会見で、今年1~8月に中国の投資家が世界150国家・地区の4862社に実施した非金融直接投資の合計額は前年同月比18.2%増の4734億3000万元だったと公表した。9月16日、中国新聞網が伝えた。

対外直接投資のうち、株式及び負債性金融投資は同23.8%増の4045億70000万元、収益再投資は同6.7%減の688億6000万元だった。

8月単月の対外直接投資は同7%増の135億ドルで、そのうち株式及び負債性金融商品の投資は同8.8%増の121億ドル、収益再投資は同6.7%減の14億ドルだった。

1~8月の対外直接投資先で金額が多かった上位8カ国・地区は香港、ケイマン諸島、米国、シンガポール、イギリス領ヴァージン諸島、オランダ、カザフスタン、オーストラリアだった。一帯一路地域(海と陸のシルクロード)48カ国への直接投資額は同48.2%増の107億3000万ドルだった。

また、海外での1~8月の請負工事額は同9.3%増の5453億7000万元で、新規提携契約額は同27.6%増の7688億1000万元。そのうち8月単月の売上高は同11.3%増の97億2000万ドル、新規提携契約額は同65.4%増の150億ドルだった。