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中国、2034年には旅客機6360機体制に 業界予測

中国航空工業集団は記者会見を開き、今後20年間の中国の民用航空機市場の最新予測を発表した。9月16日、中国証券網が伝えた。

2014年の中国航空運輸業の運輸輸送量は合計748億1000万トンキロ、旅客輸送量はのべ3億9000万人、貨物郵便輸送量は594万トンで、前年比それぞれ11.4%、10.7%、5.9%増加した。運輸総輸送量は世界2位。また、昨年末時点の民用機の規模は2370機で、そのうち旅客機が2259機、貨物機が111機だった。国際路線の成長が国内線を上回り、LCC航空のシェアも増えている。

今後20年について中国航空工業集団は、旅客輸送量は年間平均7.4%、貨物郵便輸送量は年間平均9%成長すると予測。2034年までに中国の航空会社の旅客機は6360機に、そのうち大型ジェットは5378機、リージョナルジェットは982機に増えるとした。また、貨物機は708機に増えると見込んでいる。2015年から2034年にかけて、中国では新たに民用旅客機5522機(大型ジェット機4580機、リージョナルジェット942機)の需要が生まれるとしている。(予測は香港、マカオ、台湾の航空会社を含んでいない)