京東グループ傘下の京東世紀貿易有限公司は、今年、農村で工業品を販売したり金融活動を行ったり、生鮮品をネットで販売する計画を明かした。このため、農村での宣伝販売スタッフを１０万人近く募集する。９月１５日、新華網が伝えた。

京東はオンラインを通じて農村と都市間の物資のやり取りを計画。オンラインで３０省の８万以上の農産品を販売するほか、実店舗として各地の特産品を紹介するアンテナショップも開設する。

京東は６月末時点で全国７カ所に大型物流センターを保有し、４４都市で倉庫１６６カ所、４０００超の配送拠点を有している。今回、農村での宣伝販売スタッフ１０万人を募集し、農村でのＥＣ事業や配送、アフターサービスの体制を整える。また、農民向けの金融サービスも展開する。