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中国、不動産企業の3分の1が販売目標達成率50%以下

不動産情報サービスを提供するCRICの報告によると、8月の販売実績を発表した不動産企業23社のうち、3分の1が目標達成率50%に届かなかった。業界内では「販売目標が高すぎるか、商品ラインナップに問題がある」などの声が上がっている。9月14日、証券時報網が伝えた。

不動産企業の8月の販売は先月や前年同月に比べると好転したが、企業間格差は拡大している。今年前半の売上高トップ100によると、首位の万科と7位の碧桂園の販売金額の差は年央時点で540億元だったのが、8月末には847億元に拡大した。業界の動きが活発化する秋に入ると、格差はさらに広がる可能性が大きい。

不動産企業の目標達成率をみると、23社中恒大、華潤、緑城、保利置業の4社が67%を超えた。一方で3分の1が50%に届いておらず、秋の繁忙期に波に乗れなければ当初目標を達成するのは難しい状況だ。