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ネットセールの消費者保護徹底 秋のセール前に工商局が規定公表

秋のセールの季節が近づいて来た。工商総局はネット上でのセール活動に向けた管理規定を公表。10月1日から、Eコマース企業がプロモーション活動の際に、予約販売品の返品を受け付けないないなどの違反行為を行った際には、処分される可能性がある。9月14日、北京晨報が伝えた。

規定はネットでの特定期間内の集中セールを対象とし、ネットモール管理者にセール商品やサービスの情報と公表時間を記録するよう求めている。また、管理者がネット店舗のセール活動について検査、管理監督を行うように求め、違反行為を発見した場合はサービスの提供を停止するよう要求した。

これまで、11月11日のネットショッピングのセール期間には、不良品でない限り予約販売品の返品を受け付けないなどの問題が発生していた。今回の規定は、インターネットモールの管理者に、先に支払った代金を返金しない条項を作らないように求め、消費者の権利を制限し、売り手の責任を軽減するようなルールを禁止した。

また、セール期間の成約量、成約額、コメントの操作も禁止。違反したネットモールの運営者やネットショップは処罰を受けると明記した。