無料相談受付中

8月の中国社会消費財販売額10.8%増

国家統計局によると8月の中国の社会消費財販売額は前年同期比10.8%増(名目)の2兆4893億元だった。増加幅は前月から0.3ポイント上昇し、今年最高だった。9月13日、新華網が伝えた。

国家統計局貿易外経司シニア統計師のリン涛氏は「飲食消費の伸びが目立ち、新業態や新たな消費分野も好調だ。通信器材商品やネット販売は30%以上の伸びを見せている」と分析した。

また、自動車と住居商品の伸びも回復が見られ、大手企業の自動車関連商品の伸び率は前月から2.7ポイント上昇した。住宅に関連する家電、建材、家具の伸び率も前月からそれぞれ6.0ポイント、2.8ポイント、0.1ポイント上昇し、社会消費財販売額の伸びを0.5ポイント以上押し上げた。

ニールセン大中華区総裁の厳旋氏は第3、4四半期について「前半に落ち込んだ自動車はキャンペーンが増え活性化するだろうし、国慶節や『双十一』(11月11日のネット上のショッピングキャンペーン)も期待できる」と語った。