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中国の中央企業、12年で半減 今後も整理再編の方針

「関於深化国有企業改革的指導意見」は、国有企業の撤退、再編、イノベーションを促す方針を明確にした。9月14日、今日早報が伝えた。

国有企業の大規模な整理再編は新たに始まっている。国務院国有資産監督管理委員会管轄の中央企業は現在110社あり、2003年時から半分近くに減った。

これまでの再編を見ても、大が小を呑み込む形だけでなく、強強連合、対等合併などさまざまな形があり、今後の国有企業の再編は三つの方向に集約されそうだ。

第一は中国南車と中国北車のような規模を追求する合併だ。世界的な競争にとって有利となるが、このような大企業の合併は国家主導でなければ実現が難しい。

第二はセグメントごとの再編で、同一グループ内の傘下企業の整理などは比較的容易だ。

第三は、2014年9月に招商局集団と中国外運長航集団が超大型タンカー合弁会社を設立した例のように、お互いの強みを生かして外部との競争に打ち勝つために手を結ぶ方法だ。