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中国の不動産開発投資縮小 8月

国家統計局が公表した1~8月の中国の不動産開発投資は、前年同期比3.5%増の6兆1063億元だった。増加幅は1~7月に比べ0.7ポイント縮小した。9月13日、新華網が伝えた。

国家統計局投資司シニア統計師の李皎氏は不動産開発の状況を以下のように解説した。

まず、三、四級都市の在庫圧力が大きく、ディベロッパーの投資意欲を低下させている。また、ディベロッパーの土地購入面積は今年に入って減少が続き、月32%減のペースとなっている。土地購入費も同様に下がり続け、8月は9.1%減となった。

一方で、不動産販売は回復が続き、1~8月の全国分譲住宅販売面積は前年同期比7.2%増加、販売額は15.3%増加した。ディベロッパーの8月の景気指数は前月比0.43ポイント上昇の93.46となり、3カ月連続で上昇するなど、明るい材料もある。