無料相談受付中

中国、2020年に高所得経済国に 著名エコノミストが見解

中国の著名エコノミスト林毅夫氏は「中国経済は今年、成長率7%を達成できる能力がある。第十三次五カ年計画期間もこの成長率を維持し、2020年、遅くとも2022年には高所得経済国になる」と述べた。9月9日、中国経済網が伝えた。

中国ではここ数年、各層で腐敗現象が目立ち始め、今年の経済成長率は7%まで減速。「中国衰退論」を指摘する論調も増えてきた。これに対し、林毅夫氏は「日本、シンガポール、台湾、韓国は成長率8%前後を20年維持している。中国も2008年以降、同じように20年間は高成長を維持できる」との見方を示した。また、林毅夫氏は「以前、企業の生存を維持するために必要だった国有企業や大企業に対する政府の補助金が、今は腐敗の温床になりやすい。改革を進め、権力腐敗を根絶するべきだ」と訴えた。