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昨年の上海市の対外投資額増加幅、全国トップ 国際コンサルが報告書

世界各国で会計、税務、アドバイザー業務を行うコンサル機関アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が公表した「上海企業対外投資合作年度発展報告(2015)」によると、昨年の上海の対外直接投資額は前年比185%増の122億9000万ドルで、増加幅は全国トップだった。9月6日、新華網が伝えた。

報告書は同社が上海市商務委員会の委託を受けて作成した。

また、今年前半、上海市で報告された対外直接投資額は同3.2倍増の239億5000万ドル。同期の上海の対外直接投資額が国内総生産(GDP)に占める割合も全国トップとなる。

投資主体別にみると、国有企業と非国有企業の投資金額はほぼ半々で、上海あるいはその他地区の投資家が対外投資のための投資会社やベンチャーキャピタルを上海市に設立する動きも活発化している。上海自由貿易区だけでも昨年は132社が対外投資登記を行った。