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8月の中国電力使用、貨物積載量上昇 発改委「経済に明るさ」

国家電網によると8月1~28日の中国の発電、電力使用は前年同月比2.97%増の4633億4900万キロワット時で、増加幅は前年同月から6.54ポイント、7月から4.97ポイント上昇した。地区別にみると上旬、中旬は華北、華東、華中、西北、南方地域でプラスとなり、1日平均電力使用量は前年同月比それぞれ1.39%、6.87%、6.56%、3.55%、0.37%伸びた。東北は同1.15%減少した。現在のペースでいくと8月の発電、電力使用量は同3%増となりそうで、9月も増える見込みだ。8月31日、中国証券報が伝えた。

国家発展改革委員会によると、鉄道の1日平均積載量も安定している。石炭、鉄鋼、石油など大衆貨物の1日平均積載量は安定し、コンテナ、ばら積み貨物の輸送量は上昇している。7月のコンテナの1日平均積載量は前月比5.8%増、ばら積み貨物は同18%伸びた。8月1~27日の1日平均積載量は7月の水準から1.2%上昇している。

発展改革委員会は「発電、電力使用量や鉄道の積載量をみると、経済に明るさが出ている」と述べた。