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中国企業500強ランキング、1兆元企業は4社

中国企業連合会、中国企業家協会は2015年中国企業500強ランキングを公表した。売上高2兆8899億3400万元の中国石油化工(シノペック)が11年連続首位で、中国石油天然気(CNPC)、国家電網、中国工商銀行、中国建設銀行、中国建築、中国農業銀行、中国銀行、中国移動、上海汽車集団がトップテン入りした。8月23日、京華時報が伝えた。

500強に入った企業の売上高は計59兆5000億元で、そのうち国有企業の売上高は46兆6000億元と、全体の78.3%を占めた。

売上高が1000億元を超える大企業は144社で、業態は多様化している。1兆元企業はシノペック、CNPC、国家電網、中国工商銀行の4社で、1000億元企業144社のうち66社が中央国有企業、52社が地方国有企業、26社が民営企業だった。業界別では金融が20社、石炭が13社、鉄鋼13社、自動車9社、建築9社、電力供給7社、石油5社、軍事工業5社、不動産3社。京東商城がインターネット企業として唯一1000億元を超えた。

500強入りのボーダーは売上高236億1000万元で、前年から7億5000万元上昇したが、上昇幅はこの5年で最低だった。

業績でみると赤字企業は57社で前年から14社増加した。石炭、鉄鋼、非鉄金属など重化学分野の業績が悪く、赤字企業のうち石炭が18社、鉄鋼が11社、非鉄金属が8社だった。売上高、純利益が減少したのはそれぞれ94社、169社で、前年から大きく増加した。 

500強入りしたインターネット企業は京東商城、騰訊(テンセント)、百度、アリババと浪潮集団で、前年から1社増えた。