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中国の国内M&A投資金額6割増 今年前半

プライスウォーターハウスクーパースによると今年前半の中国企業の国内M&A投資金額は60%増え、過去最高となった。8月23日、央広網が伝えた。

ベンチャーキャピタルの動きが活発で、取引金額は62%増えた。M&A件数は前期比10%増の4559件で、過去最高だった。

プライスウォーターハウスクーパース中国北方区企業M&Aサービス部のパートナー銭立強氏は「科学技術、金融サービス、不動産の動きが強かった。経済構造が転換する中で、政府が科学技術やイノベーションをサポートしたことや、不動産ディベロッパーの資金ひっ迫、小売業や中小企業の資金需要の拡大などが背景にある」と指摘した。A株相場の上昇でベンチャーキャピタルによるM&Aも活発となり、それらの資金はインターネット関連を中心とする科学技術分野に向かった。