無料相談受付中

7月の中国電力使用量1.3%減

国家能源局が公表した7月の全社会電力使用量は前年同期比1.3%減の5034億キロワット時だった。8月16日、財新網が伝えた。

1~7月の全国社会電力使用量は同0.8%増の3兆1668億キロワット時だった。

産業別にみると一次産業は同2.4%増、二次産業は同0.9%減、三次産業は同7.5%増だった。都市住民生活用の電力使用量は同4.7%増の4158億キロワット時。

7月単月でみると、二次産業の電力使用量は3.3%減となり、6月の0.6%増から一転してマイナスとなった。軽工業の電力使用量は同0.4%減、重工業は同3.8%減だった。三次産業は4.4%増だったが、伸び率は6月から2.3ポイント下降した。

7月は全国大手工業企業の付加価値額も同6%増と、伸び幅が6月から0.8ポイント縮小した。国家統計局工業司シニア統計師の江源氏は「外需が低迷し、投資や不動産需要の弱含みを受け、生産の動きも弱くなっている」と分析した。