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世界の貿易、低迷基調続く オランダが分析

オランダ経済政策分析局によると、5月の世界貿易量は前月比1.2%下降し、4月の0.2%マイナスから下降幅をさらに広げた。大部分の国家・地区で貿易が低迷し、日本、米国、ユーロ地域、中央・東ヨーロッパ、南米のいずれもマイナスとなっている。8月18日、人民日報が伝えた。

世界貿易は悪化が続いている。世界金融危機の後、2010年に一度は持ち直したが、その後再び不振に陥っている。オランダ経済政策分析局によるとこの1年で世界の貿易量は1.5%しか増えておらず、世界の経済成長の速度も下回り、構造的に停滞している。

貿易の停滞は世界経済成長にも影響を及ぼす。もしこのまま停滞が続くなら、世界の貿易制度の改革がスピードアップするだろう。今後は多くの国が多国間貿易制度の活用によって事態の打破を考慮するかもしれない。