米商務省は中国が米国に輸出しているボルトレススチールラックにダンピングと補助金の存在を認める最終裁定を出した。8月18日、中国新聞網が伝えた。
米商務省は中国の輸出製品にダンピング17.55~112.68%、補助金12.4~80.45%が存在すると認定した。
米商務省は昨年9月、中国が米国に輸出しているボルトレススチールラックにダンピングと補助金違反の疑いがあるとして調査を始めると発表していた。中国の当該製品の対米輸出額は2013年が8100万ドル、2012年と2011年はそれぞれ600万ドル、500万ドルとなっている。
反ダンピング関税を課すには商務部以外に米国国際貿易委員会(ICT)の最終裁定が必要で、ICTは9月28日前後に決定を行う予定。