中国の７月の自動車生産販売台数は予測を上回る水準で減少した。前年同期比での減少は３カ月連続。中国汽車工業協会によると、月間生産販売台数が３カ月連続減となるのは２００８年１１月～２００９年１月以来。８月１１日、証券時報が伝えた。

７月の自動車生産台数は前月比１８％減の１５１万８０００台、販売台数は同１６．６％減の１５０万３０００台。前年同期比ではそれぞれ１１．８％、７．１％減少した。１～７月でみると生産は同０．８％増の１３６１万２７００台、販売は同０．４％増の１３３５万３３００台だった。

７月の乗用車生産販売台数は６月に続き前年の水準を下回った。生産は前月比１８％減の１３０万１３００台、販売は同１６．１％減の１２６万８６００台。前年同期比ではそれぞれ１１．６％、６．６％減少した。ＳＵＶ以外の車種は総じて不調で、セダンは２割前後減少した。

１～７月の乗用車の生産台数は同４％増の１１６２万９０００台、販売台数は同３．４％増の１１３６万４２００台だった。