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中国本土のぜいたく品市場が低迷、閉店相次ぐ―台湾メディア

台湾メディアによると、反腐敗政策や海外代理購入などの影響を受け、中国のぜいたく品市場が「冬の時代」を迎えた。7日付で参考消息網が伝えた。

6日付の台湾・中時電子報によると、高級ブランド「コーチ」の中国本土における売上高増加率が初めて1桁台に落ち込んだ。市場ではルイ・ヴィトンやプラダが閉店したと伝えられている。専門家は、ぜいたく品市場の冬の時代はこれからも続くとの見方を示している。

財富品質研究院の周テイ院長は「業績改善案も効果はみられず、かえってコストがかさんだ。今年も閉店は続く」と指摘する。ベイン・アンド・カンパニーのグローバルパートナーは「中国での経営戦略を調整するだろう。3、4線都市の小規模なサテライトストアは閉じて、規模の大きな旗艦店に重点を移すことになるのではないか」と述べている。