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中国製造業PMI 7月も振るわず

国家統計局が公表した7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.2ポイント低下の50.0%だった。また、7月の財新PMIは47.8%と2007年以降最低の水準となった。8月4日、北京晨報が伝えた。

今年に入って政府の製造業PMIは50%前後で推移している。今年最高だった5月と6月の数値は50.2%だった。

国家統計局サービス業調査中心シニア統計師の趙慶河氏は、「高温や暴雨が企業の生産に影響したことに加え、石油など大衆商品価格の下落、製造業の需要低迷が主な理由だ」と述べた。

一方、野村証券は「7月の経済がやや減速していることが明らかになったので、中国人民銀行は8月に預金準備率を引き下げるのではないか。また、今年中に利下げも行うかもしれない」と指摘している。