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マカオ、今後10年で人口60万人から75万人に 高齢化社会に突入へ―中国メディア

中国新聞社は30日、マカオ特別行政区政府が同日発表した人口政策研究報告で、2025年のマカオの総人口が現在の60万人余りから約75万人へと増加するとともに、高齢化社会に突入するとの予測が出された。中国新聞網が30日報じた。

この報告は、マカオの人口状況、政策の背景、人口動向のパターン、各地の人口関連政策の経験を踏まえ、科学的な研究方法によって、マカオの人口政策に関わる重要な分野に対して政策的提案を示すもの。長期的で有効かつシステマティックな人口政策を策定するうえでの参考データとして用いられる。

報告は、マカオの総人口は現在の60万人余りから25年には約75万人へ増加すると予測。年間平均増加率は14年から20年の間が1.95%とされたのに対し、20年から25年は1.1%と減少する見込みだ。

また、25年には高齢者人口の割合が16.3%に、平均寿命が84.6歳にそれぞれ上昇、高齢化社会に突入すると見られる。