中国首都周辺の今年前半のPM2.5濃度は前年同期比15.4%低下した。7月22日、新華網が伝えた。
北京市環境保護局が公表した北京、天津、河北省及び周辺地区計7省・区・市のPM2.5濃度は同15.4%低下。そのうち北京、天津、河北省の濃度は同22.1%低下した。
北京市環境保護局工程師の於建華氏は「今年前半の北京市のPM2.5濃度は同15.2%低下、二酸化硫黄、二酸化窒素、PM10の濃度はそれぞれ同41.3%、同14.5%、同12.7%低下した。
また、北京市の大気環境が基準をクリアした日数は同9日増の88日。大気重汚染日数は同9日減の16日だった。
於建華氏は「環境汚染対策が功を奏していることに加え、気象条件にも恵まれた。また、地域間の連携も進んでいる」と述べた。