ユニクロは3カ月前にオープンした中国ナンバー2のネット通販大手「京東商城」のサイト上の旗艦店を7月20日に閉店すると発表した。7月21日、新京報が伝えた。
両社は今年4月8日に提携に合意、同17日にサイト上で旗艦店をオープンした。京東はユニクロ旗艦店のために、上海に100万着の衣類を収容できる1万平方メートル以上の専用倉庫を用意し、華東地区の消費者に注文後6時間で商品を配送するなど、全国配送の体制を整えた。
ユニクロは今回の撤退について「顧客に最良のサービスを提供するという目標のもと、互いに努力をしてきたが、運営の中でさまざまな問題が発生し、Eコマースの戦略を見直す必要が出てきた」とコメントした。
京東は「今回のユニクロの閉店は残念だが理解する。今後も提携の機会があれば前向きに対応したい」と述べた。同社によるとユニクロの旗艦店の売り上げは、開店初月は目標の2倍に達したという。