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今年前半の電力使用量5年ぶり低水準-中国

国家能源(エネルギー)局が公表した今年前半の中国の全社会電力使用量は前年同期比1.3%増で、この5年で最低となった。国家統計局の盛来運報道官は「新常態の下、経済構造やエネルギー資源の利用効率が以前とは変わっている」と述べた。7月16日、経済参考報が伝えた。

1~6月の中国の全社会電力使用量は計2兆6624億キロワット時で、増加幅は前年同期の5.3%増から4ポイント縮小した。中国電力企業連合会の欧陽昌裕副秘書長は、「今年前半の電力使用量は低迷したが、三次産業の電力使用量は一貫して伸びており、ほかの産業も4月から持ち直している。製造業は5月からプラスに転じ、経済は底を打ったとみている」と述べた。
産業別にみると、二次産業の電力使用量は同0.5%減で、三次産業は同8.1%増だった。