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中国、上半期のGDP成長率は7.0% 下半期も好転の傾向―中国メディア

中国国家統計局は15日、今年上半期(1~6月)の国内総生産(GDP)が29兆6868億元(約590兆円)で、物価変動を除く実質成長率が前年同期比7.0%増だったと発表した。四半期ごとのGDP成長率は第1、第2四半期ともに前年同期比7.0%だった。中国・央広網が15日伝えた。

専門家らは央広網の取材に対して、「これまでに発表された安定成長促進策や改革措置の効果がさらに表れ、中国経済は下半期も好転の傾向が続く」との見方を示した。

中信建投証券の王洋アナリストは、「上半期のGDP成長率も6月の金融データも予想よりよいものだった。ただ中国経済全般に依然、下振れ圧力があり、金融緩和路線に変更はないだろう。第3四半期にはさらに預金準備率と金利の引き下げが行われる可能性がある」と指摘した。