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株価暴落など関係なし!中国人の日本での爆買いは健在―中国メディア

14日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、中国人観光客の日本での「爆買い」は相変わらず健在で、まるで株価暴落の影響など受けていないかのようだと報じた。15日付で参考消息が伝えた。

福岡のキャナルシティ博多では、クルーズ船の出航時間が間近になると、ガイドが大声で早く戻るよう呼び掛ける光景が見られる。中国からの観光客4900人を乗せたクルーズ船が天津や上海への帰り道に博多に寄り、わずか数時間のショッピングで1人当たり平均750ドル(約9万2400円)を消費する。

14年は91隻が福岡に立ち寄ったが、今年はその3倍に達する見通し。コスタリカやロイヤルカリビアンなどのクルーズ船はニーズに応え、アジア路線の強化を進めている。キャナルシティ博多の広報担当は「これまでは中国の富裕層ばかりだったが、今は中産階級が主流。持ち込み荷物に対する唯一の制限が、船倉に詰め込めるだけとなっているクルーズ旅行は、品質を追求する買い物客のニーズに合っている」と指摘する。

男性客の1人は炊飯器6台、ロボット掃除機4台、空気清浄機2台、血圧計1台、数えきれないほどの真空断熱魔法瓶、電動歯ブラシ1台、男性用美顔器2台を購入。「妻は狂ったかと思うほど爆買いしたが、気にしない。妻が保有する株価が下落を続ければ、しばらくは日本に来られなくなる」と語った。