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世界が中国株を底値買い、先週の資金流入過去最高

申万宏源証券によると、7月2~8日、中国に流れ込んだ世界の資金は過去最高となった。特に先週木曜日の資金流入はすさまじく、株価が下落した機会を狙って、押し目買いが活発化した。ただ、同社は「市場の不安定さは加速しており、しばらくしたら、これらの資金はまた引き揚げられるだろう」と注意を促している。7月13日、中国証券網が伝えた。

データによると7月1日から始まる週は126億4700万ドルが流入した。7月の資金流入額はすでに6月の流出額を上回っている。A株市場は先週木曜日に暴落したが、市場救済措置が取られ、最終的に上海指数は5.8%上昇した。金曜日も4.5%上昇した。一方で申万宏源は「流入した資金はいずれ出ていくだろう。今回の株価暴落とその後の市場救済措置によって、市場の透明性や安定性の面で言えば、中国資本市場のもろさが露呈した」と指摘した。