北京市環境保護部門によると、今年前半、北京市で廃棄された老朽化自動車は17万8000台で、年度計画の89%を達成した。一酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素、顆粒物の排出削減効果は計5万2000トンで、そのうち窒素酸化物は5444トン。7月12日、北京日報が伝えた。
2011年以降、北京市は基準越え、または老朽化した自動車を計162万台以上廃棄した。今年初めには老朽化自動車廃棄政策を刷新、6年以上使用し、1年前までに廃棄を報告した車両(国4基準以前の車両)に対して、8000~8500元の助成金を出すことにした。大型ディーゼル車には最高2万1500元の助成金を出す。また、買い替えの際にも優遇措置を用意した。
北京市は今年後半はディーゼル車の廃棄に重点を置き、検査なども行う。基準違反が深刻な事例はブラックリストに記載するなど、処罰も徹底する。