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中国の不動産爆買いツアー団、日本への侵攻を開始!―中国メディア

シドニー、バンクーバー、米国を席巻した中国人投資家たちが次に目を付けたのは日本。不動産爆買いツアー団の大量流入により、日本の不動産価格が急上昇している。8日付で新浪網が伝えた。

北京の不動産会社は毎月2回、不動産投資ツアー団を日本に送り込んでいる。1回の滞在期間は3日、一行40人が東京や大阪で物件を見て回る。上海からも近々、同様のツアー団が日本に向けて出発する予定だ。

円が22年来で最安の水準となり、08年北京五輪の時と同じように20年東京五輪に向けて不動産の値上がりが期待できる。こうした好材料が中国人投資家たちの投資意欲を掻き立てている。日本不動産経済研究所によると、中国マネーの流入により、日本のマンション価格は2年前と比べて11%上昇し、1990年代以来の最高値を記録している。

個人旅行で訪日し、現地の仲介会社を通じて不動産を買い求める中国人も少なくない。中国食材店に並ぶフリーペーパーにも不動産情報が満載だ。池袋の不動産会社に勤める中国人のソンさんは「最近は中国から大量の買い手がやって来る」と語る。中国各地の購入希望者とチャットアプリで連絡を取り合い、購入の手助けをするという。