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「10年後には米国や日本と自由貿易協定締結の可能性も」 国家発展委員会幹部

国家発展改革委員会学術委員会秘書長の張燕生氏は、北京で開かれた「中国経済成長・周期フォーラム」で、「2025年までに米国、欧州、日本、ロシア、インドのいずれとも自由貿易協定を締結する可能性がある」と述べた。7月6日、中国証券網が伝えた。

張燕生氏は「一帯一路構想は、中国と周辺国家の協業にプラスに働く。2013年時点で中国の電解アルミニウム、造船、セメントの生産設備利用率はそれぞれ73.5%、65.7%、75.7%だが、これらの有効活用にもつながるだろう」と強調。また、中国の内需拡大によって海外でも700万人の雇用を生み出すと指摘した。

張燕生氏は「一帯一路構想の実現は、自由貿易のネットワークとも大きく関係している。10年後には米国、欧州、日本、ロシア、インドのいずれとも自由貿易協定を締結する可能性がある」と述べた。