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6月の中国不動産、新築住宅の平均価格は1平方メートルあたり1万628元

中国指数研究院(中指院)は6月の100都市住宅価格指数を公表した。新築住宅の平均価格は1平方メートルあたり1万628元で、前月比0.56%上昇した。53都市で上昇し、46都市で下落。1都市が横ばいだった。7月1日、経済参考報が伝えた。

6月の価格が前月比1%以上上昇したのは15都市、逆に1%以上下落したのは12都市だった。

北京、上海など10大都市の平均価格は同1.09%増の1平方メートル1万9357元。前年同期比では0.82%減だったが、下げ幅は縮小している。

中指院は「中央、地方政府が住宅購入を支援する政策を打ち出し、効果が現れている。一級都市と一部の二級都市の在庫圧力は緩和し、価格も上昇している。ただ、在庫が積み上がっている都市はまだ苦戦しており、価格も上がっていないようだ」と指摘した。

偉業我愛我家市場研究院の統計によると、2015年前半、北京、上海、広州、深セン、天津、南京、杭州、成都など全国8大重点都市の不動産取引は底を脱し、回復が鮮明となっている。特に中古住宅は価格が上がっている。

偉業我愛我家集団の胡景暉副総裁は「政策も市場環境も都市によってまちまちで、二極化は今後も続くだろう。在庫が多い二、三級都市はまだ価格下落が続きそうだ」と述べた。