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インド、今後3年間で日韓に鉄鉱石1650万トン輸出へ

インド政府はこのほど、日本と韓国に対する鉄鉱石輸出の長期契約を延長することを決めた。3年間にわたり、日本と韓国に計1650万トンの高品位の鉄鉱石を輸出することとなる。インドメディアの報道として、中国経済網が29日伝えた。

この情報はインドのプラサド通信IT大臣が閣議の後、明かしたもので、契約延長が閣議で承認されたという。対象期間は2015年4月から18年3月とする。

過去40~50年にわたってインドは長期契約のもと、日本と韓国に高品位の鉄鉱石を供給してきた。今回の契約延長についてインド側は「インドと日本の技術譲渡、企業の合弁、投資などの分野での協力強化にとって有利になる」と認識。また一方では、インド国内の鉄鉱石の生産能力過剰にも対処することとなる。