無料相談受付中

北京、外国人旅行者に付加価値税11%を還付へ

海外の旅行客が北京で買い物した際に、持ち出し禁止など一部の商品を除いて、付加価値税11%の税還付を受けられる政策が7月に実施される。6月24日、中国新聞網が伝えた。

北京市商務委員会の孫堯副主任は記者会見で「国家が持ち出しを禁止・制限している物品以外は、500元以上の商品を対象に付加価値税を還付する。未使用であることが条件で、購入後90日以内に出国時に申告することで、購入金額の11%の税還付が受けられる」と説明した。

ただし対象となる店舗には、付加価値税の納税資格を有している、納税信用ランクがB以上など5つの条件があり、百貨店や老舗店舗が中心となりそうだ。孫堯副主任は「外国人の消費を刺激するとともに、紅橋市場などの経営秩序を向上させ、安心できるショッピング環境をつくる」と狙いを述べた。