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<リニア>最高速度603キロ、ギネス記録に認定

 JR東海は26日、山梨リニア実験線(全長42.8キロ)で最新型車両「L0系」が4月21日の高速走行試験で出した時速603キロが、鉄道の世界最高速度としてギネス世界記録に認定されたと発表した。登録日は25日。JR東海は「大変喜ばしいこと。引き続きリニア中央新幹線の技術向上やコストダウンを進めたい」と話した。

 これまでのギネス記録は、同社のリニア車両「MLX01」が2003年に記録した時速581キロで、今回は22キロ更新した。

 JR東海はリニア中央新幹線について、27年の東京-名古屋間開業、45年に大阪までの全線開業を目指している。営業時の最高速度は時速500キロの見込み。