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中広核が自主第三世代原子炉「華龍一号」お披露目

中国広核集団(中広核)は18日、福州で開かれた第13回中国・海峡項目成果交易会で自主開発している第三世代原子炉「華龍一号」をお披露目した。6月18日、中国新聞網が伝えた。

華龍一号は中広核と中国核工業集団(中角集団)が共同開発する第三世代の100万キロワット級の原発技術で、安全性、経済性ともに第三世代の要求を満たし、設計技術や設備製造などの分野のコア技術は自主知的財産権を有している。

政府はすでに防城港原発3、4号機と福清5、6号機の建設に華龍一号をモデルプロジェクトとして導入することに同意している。
中広核は華龍一号以外に、福建省で展開している風力発電、太陽光発電のクリーンエネルギー事業も展示した。

中広核は原発13基(運転準備中含む)を有し、発電容量は1380万キロワットで、安全運転を継続している。さらに世界最大の原発業者として建設中の原発5カ所を有するなど、事業拡大を進めている。