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100万ドル長者、米国が最多の700万人 中国は400万人

ボストンコンサルティング グループは世界の富に関する報告書「2015年版グローバルウェルス・レポート」をまとめた。報告書によると個人資産額100万ドルを超えるのは米国が700万人と最も多く、中国が400万人で続いた。6月18日、北京青年報が伝えた。

報告によると2014年の世界の個人金融資産は12%近く増え、164兆ドルだった。資産増加分の4分の3近くは既存資産の価値上昇によるもので、残りは新たな資産だった。地域別にみると北米の個人資産が51兆ドルともっとも多く、日本を除くアジア太平洋地区が47兆ドルと、初めて欧州(東欧・西欧)を抜いて世界2位になった。

2016年にはアジア太平洋(日本を除く)の個人資産が北米を抜いてトップに立つと見込まれている。今後5年間で世界の個人資産は年6%のペースで増え、2019年末までに222兆ドルになると予測される。

2014年に個人資産が100万ドル以上だったのは1700万人で、2013年の1500万人を大きく上回った。昨年の世界の全資産の41%は100万ドル長者が保有しており、この比率は2019年には46%に上昇すると予測される。