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浙江省水産品の輸出額10%減 ロシア向け不振

国際市場の需要減、人民元高、人件費増などの影響で浙江省の水産品輸出が振るわない。今年1~5月に浙江検験検疫局から輸出された水産品は11万8800トン、4億7600万ドルで、前年同期比それぞれ7.4%、10.02%減少した。2014年に輸出量、輸出額が最高だった状況とは一転、浙江省の水産品輸出は先行き不透明だ。6月16日、今日早報が伝えた。

品目別にみると、輸出の大半を占める海水魚類の輸出量と輸出額がそれぞれ同13.3%、同19.47%減少した。

輸出先上位5カ国はEU、韓国、日本、ロシア、米国だが、金額はすべて減少した。特にルーブル下落や輸出停止などの影響を受け、ロシア向けの輸出額は同62.83%低下した。米国向けは同31.73%減、マグロの需要が低迷しているタイ向けは同20.49%減だった。対韓国、日本、EU輸出はそれぞれ同10.09%、同5.44%、同3.62%減少した。