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中国の近視人口5億人 北京大調査

北京大学中国発展研究中心の李玲教授は、2012年時点で中国の5歳以上の近視、遠視人口は5億人で、うち近視は4億5000万人にのぼるとの報告を公表した。保守的に見積もってもこれら屈折異常が社会経済にもたらすコストは5600億元前後で、GDPの1.1%前後に達する。6月9日、人民日報が伝えた。

強度近視の人口は3000万人。高校生と大学生の近視率は70%で、年々増加しており、青少年近視率は世界首位となっている。もし有効な政策が実施されなければ、2020年までに5歳以上の近視率は51%まで増え、7億人に達するという。そうなれば航空宇宙、精密製造、軍事の分野では十分な視力を持つ労働力が不足する恐れが生じる。