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インド、日米に新開発銀行への参加を呼び掛け、中国の大切な盟友が謀反を計画―中国メディア

インド紙フィナンシャルエクスプレスは、インド人が総裁を務める「新開発銀行」は中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に「お株を奪われる」ことを望んでいないとし、インド政府は形勢を逆転するために米国や日本に同銀行への参加を強く呼び掛けていく方針だと報じた。9日付で捜狐網が伝えた。

インド政府は、日米の2大先進国が参加することで、同銀行の信用格付けが引き上げられると期待を寄せている。実現すれば、日米の持分率は10~12%になるとみられている。こうした枠組みが固まれば、インドの発言権が強まり、重要な議題で日米の支持を受けやすくなる、と内部関係者は指摘している。

新開発銀行はBRICS5カ国(中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカ)が設立した国際開発金融機関で、各国が11%の持分を保有する。一方、AIIBでは中国の持分は最大の30%、インドは10%で2番目となっている。