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不法投棄防止へ一斉パトロール 山静神3県

 山梨、静岡、神奈川3県は5日、富士北麓地域などの富士箱根伊豆地域で、不法投棄を防ぐための一斉パトロールを行った。
 全国ごみ不法投棄監視ウイーク(5月30日~6月5日)に合わせた活動で、今年で13回目。山梨では県や県警、市町村の職員ら24人が11班に分かれて巡回し、不法投棄がないか確認した。
 富士吉田市上吉田の山林では大量の空き缶が見つかり、職員らが回収した。この日は山梨で缶や瓶、家電、廃材など12件の不法投棄が見つかった。静岡では26件、神奈川では36件が確認された。
 県環境整備課の担当者は「防止には地道な監視・指導活動しかない。富士山の景観を楽しみに訪れる人が不快に感じないよう、活動を継続して減らしていきたい」と話していた。