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「メイド・イン・チャイナ」は今や、他人に真似できないオリジナリティを身に着けた―米メディア

環球時報は5日、現在の「メイド・イン・チャイナ」は昔とは異なり、そのオリジナリティをコピーすることは難しいとする文章を米メディア・クオーツのウェブサイトが発表したことを報じた。

はっきり言って、西洋人にとって「メイド・イン・チャイナ」はいまだに「安かろう悪かろう」というイメージで固まっている。しかし、中国製衣服の質は急速に向上しているのだ。

中国のアパレル産業は数十年間にわたる生産技術や人材育成への投資を経て、今や極めて高い技術、専門性を持った産業となっている。あるアパレル業界誌の関係者は「紳士もののジーパンならパキスタンに、女性ファッション品を生産するなら中国に行く。全体的な技術が高く、思い通りに作ってくれるからね」と語る。

また、中国の都市の多くは「世界の子供服の都」、「カーディガンの街」といったように、ある分野の製品のみを集中して生産する。この集約型の産業配置が、現地工場をより業務に精通させているのだ。

実際、高級ブランドが中国で生産することは今や慣例となっている。さらには、中国本土の高級ブランド産業も急速に成長しており、本国のデザイナーが優れた商品を創作しているのである。

もちろん、中国製が必ずしも優れた品質を保証できるわけではないが、バイヤーたちは中国のファッション製品、高付加価値製品に他国製より高い期待を持っているのだという。中国国内の人件費や経営コストが上昇しているにも関わらず、多くの企業が中国を離れないのは、中国製品にはすでに他国にはコピーできないオリジナリティが備わっているためだとの意見もあるのだ。