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北京の高級住宅、すでに昨年1年間の販売実績に近づく

北京の5月の分譲住宅成約数は前月比33%増の6064件だった。亜豪機構の統計によると、販売面積は同40.8%増の70万9300平方メートル。6月3日、新京報が伝えた。

1平方メートルあたりの平均成約価格は前年同月比18.4%増の2万8546元だった。住宅購入規制が緩和されたことで、買い替え需要が高まった。成約物件のうち、面積90平方メートル以上が57.9%を占めた。中古住宅の売却で得た資金や株の売却利益も新築住宅に流れ込んでおり、追い風となっている。

1000万元以上の物件の成約も増えている。1~5月、3000万元以上の物件の成約数は162件で、2014年1年間の173件に近づいている。5000万元以上の物件も108件成約し、この10年で最高の水準になっている。

昨年、北京では分譲住宅用の土地取得が計画の半分ほどしか進まなかったため、今年の住宅販売量が減っており、今後、価格上昇が続きそうだ。