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中国企業、中欧・東欧に投資50億ドル超

商務部欧州司の徐暁峰副司長は、中国企業の中欧、東欧国家への投資が50億ドルを超えたと述べた。投資分野は機械、ケミカル、IT、電子通信、家電、自動車、自動車部品、物流、新エネ、研究開発、金融、農業など多岐にわたる。6月3日、中国証券網が伝えた。

2014年は投資額1億ユーロの2つのプロジェクトがハンガリーで始動した。中国と中東欧国家の共同ファンドはポーランドの新エネプロジェクト2件に投資を行い、中国華信能源はチェコの金融会社に6億4000万ユーロを出資した。中国企業は特に原発、火力発電、高速道路分野での投資を積極化している。

金融機関の提携も進んでおり、中国銀行はハンガリー、ポーランドに支店を開設。チェコにも拠点新設を計画している。中国人民銀行はハンガリー、アルバニアと通貨スワップ協定を結んだ。中国輸出入銀行は投資ファンドを立ち上げ、国家開発銀行はハンガリーに10億ユーロの融資を行った。中国の中小民営企業はワルシャワ証券取引所に上場した。華信能源は中東欧で銀行事業に参入する準備を進めている。