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中国と日本がアジアのインフラ争奪戦、東南アジア諸国の見解は―中国メディア

中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗し、日本がアジア向けに1100億ドルの投資を行う計画を表明した。4日付で財経網が伝えた。

アジア向けのインフラ投資をめぐり、日本は1100億ドルの資金と豊富な経験、高水準の技術を武器に、中国に対抗する考えとみられる。今のところ、中国が優勢を保っており、東南アジアのデータ研究機関、アセアン・コンフィデンシャルが実施したアンケート調査でも、東南アジア諸国の多くが「中国は自国に最もふさわしい戦略的協力パートナー」との見解を示した。

中国は膨大な資金や国際貿易の影響力、工業力を利用して、さらに積極的にアジア太平洋地域の投資プロジェクトを勝ち取っていく。だが、日本も自身の優勢を生かして反撃してくるだろう。アジアのインフラ争奪戦はまだ始まったばかりだ、と記事は指摘した。