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昨年の訪米中国人観光客数218万人超 1人あたり消費額1万8000ドルに―台湾メディア

米商務省国際貿易局の国際観光事務室(NTTO)のウェブサイトが1日に発表したデータで、2014年の訪米中国人観光客が218万8000人にのぼり、中国人観光客による消費総額が237億7000万米ドル(約2兆9600億円)に達したことが明らかになった。台湾・聯合新聞社の3日付報道を、環球網が同日伝えた。

また、米国を訪れる中国人観光客10人のうち9人が現地でショッピングを行い、1人あたり平均1万8000ドル(約224万円)を費やしたことも分かった。

14年に米国を訪れた外国人観光客で最多だったのはカナダの2300万人。人数では中国の10倍以上に当たるが、カナダ人観光客の消費総額は272億ドル(約3兆3800億円)と中国とほとんど変わらなかった。中国人観光客の驚くべき消費力が浮き彫りになった形だ。

中国人観光客の米国滞在期間の行動トップ3はショッピング、観光、グルメだった。特にショッピングに興じる割合は89%にのぼり、13年より4ポイント上昇した。

また、中国人観光客の訪問先が大都市に限らなくなり、小さな農村や郊外を訪れるアクティビティが、各種アクティビティの中で最も高い成長率を示したことも注目に値する。