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中国鋼材、反ダンピング調査の標的に

中国の鉄鋼製品は今年に入って度々、貿易救済調査の対象となっている。5月初めにはEUが冷間圧延鋼に対し反ダンピングの調査を実施。米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、トルコなども中国の鉄鋼輸出に対する反ダンピング調査を提起した。6月2日、中国証券網が伝えた。

これに対し商務部の沈丹陽報道官は「各国と提携を深め、対話や交流を通じてwinwinの関係を作り、貿易摩擦を回避する必要がある」と述べた。沈丹陽報道官は「中国の鉄鋼業界は世界貿易機関(WTO)のルールに則って正当な利益を守るため、積極的に応訴するべきだ。商務部も相手政府や業界と対話を続け、紛争の解決に努力する」と強調した。またWTO加盟国に対し、ルールを遵守し、貿易救済措置の利用を慎むよう求めた。