ドイツメディアの報道によると、ドイツ鉄道のHanagrth社長は「今後3~5年内に、アジア、特に中国はドイツ鉄道の列車や部品の調達で重要な役割を演じるだろう」と語った。5月27日、観察者網が伝えた。
Hanagrth社長によると、ドイツ鉄道は今秋、中国南車と中国北車との提携に向け、北京に調達拠点を開設する予定。「この2社は今後、世界市場で大きなシェアを握るだろう」と述べた。
現在、ドイツ鉄道の主な取引先はシーメンスで、毎年シーメンスから列車車軸3500セットを購入しているが、2017年以降、一部を中国からの購入に置き換える。
ドイツ鉄道グループは日常オフィス用品から列車関連まで、毎年120億ユーロ相当を購入している。今年から2019年には鉄道基礎インフラの改修に向け、280億ユーロを投じる予定で、世界のサプライヤーにとってはまたとない機会となる。