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日本の外国人向けビザ発給数、14年は前年比1.5倍に 中国人向けが7割

外務省によると、2014年に日本が外国人に発給した査証(ビザ)の件数は前年比で1.5倍の約287万3800件と、過去最多だった。中国人向けが約7割を占めた。英BBCの25日付の報道として、中国・環球網が同日伝えた。

中国人向けに次いで多かったのは、フィリピン、インドネシア、ベトナム、インド向け。以前は訪日客が多かった韓国は10位に後退した。日本に短期間のノービザ渡航ができる香港、台湾、米国、英国などの人は統計に含まれない。

今年もビザ発給が増える傾向であることから、外務省では特に伸びが大きい中国の大使館、領事館で人員を増やし、発給処理の能力を上げる方針だ。また、ビザ発給にかかる紙代や印刷代などのコストが増えているため、発給手数料を引き上げる必要性についても検討している。