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中国高速鉄道、自主技術に自信―鉄路総公司副総経理

中国鉄路総公司の盧春房副総経理は「中国の高速鉄道技術は自主知識財産権を確立している。海外進出に際して他国家と紛争になることはない」と述べた。5月23日、中国新聞網が伝えた。

盧春房副総経理は、中国の高速鉄道が段階的にイノベーションを実施し、ボギー台車など9つのコア技術と、パンタグラフなど10の付帯技術をクリアして、時速250、350キロで走行する高速列車の開発に成功したと説明。「時速350キロは世界最速で、2008年以降8000キロ以上の路線が開通した」と語った。また、中国の高速鉄道がシームレス化を採用していることを挙げ、従来の列車のような騒音がないと強調した。

技術革新以外に管理や施工効率の向上にも取り組んでおり、北京-天津間の工期は3年半で、仏パリ-リヨン間の半分の短さである。世界銀行の研究報告によると、中国の高速鉄道の1キロあたりの建設コストは先進国の3分の2の水準という。