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中国・華為、国際特許出願で世界最多・・14年に3442件、人材17万人の半数が研究開発関連

国連の世界知的所有権機関(WIPO)によると、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2014年、特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願の件数が世界の企業として最多の3442件だった。中国紙・深セン商報が26日伝えた。

この記録について同社の胡厚崑・副董事長は先ごろ出席したミュンヘン経済フォーラムで講演した際、「企業のイノベーションというものは、単独でできるものではなく、パートナーとの協力が必要だ」と語った。

14年末までに同社が取得した特許、実用新案、意匠は計3万8825件で、このうち9割以上が特許となっている。

胡副董事長は「イノベーションは100メートル走ではなく、マラソンだ」と語り、同社が創業当初から年間売上高の少なくとも10%を研究開発費として投入してきたことを説明した。現在、世界に17万人余りいる従業員のうち、約半数は研究開発人材だという。